畠山圭史の活動の形

過去にNHKドラマ(信楽焼を題材とした作品)の制作に深く携わったご縁から、多くの方に私の存在と私の陶芸作品を知っていただく機会をいただきました。しかしながら、私自身は信楽焼とは直接の関わりを持たない陶芸家です。誤解を招かぬよう、ここに謹んでご説明申し上げます。

私の活動の形について簡単な説明をいたします。

陶芸家・畠山圭史は、埼玉を拠点に活動するフリースタイルの陶芸家です。"〇〇焼き"といった特定の産地や流派にとらわれず、独自の技術とスタイルを追求しています。もともと日産自動車のカーデザイナー、および調理器の顧問デザイナーとしてのキャリアを持ちますが、現在は陶芸作品の制作・発表と陶芸指導を中心に活動しています。

作品発表においては、「陶芸作品と空間の関係性」を何より大切にしており、独立後は公募展やグループ展には参加せず、英国での二回の個展の経験と年に数回、東京などのギャラリーで個展のみを開いています。また、いかなる団体にも所属しない、無所属の陶芸家です。

修業時代は、東京五日市の伝統工芸正会員・坂本素行師のもとへ内弟子として五年間入り、作家としての精神性と陶芸の基礎技術を深く学びました。木灰や原石からの釉薬づくり、原土を石臼で挽き足で粘土を練る粘土づくり、長時間にわたる窯の焼成技術など、日本工芸の本質を根底から身につけました。そしてこの修業の中で最も大きく学んだことは、技術そのものではなく、「独自性」と「創造性」の尊さでした。その教えを胸に、師の技法やスタイルをそのまま継承するのではなく、自らにしか生み出せない表現の探求を続けています。今後ともご支援、ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

畠山圭史

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